逆転夫婦の子育て日記

スーパー専業主夫の夫とフルタイム会社員の妻(家事能力低めw)の意外に”アリ”な子育て日記

働き手がゼロでもやっていけるのか?(産・育休中のお金のこと)

閑話休題

逆転夫婦となると、不安視されるのは、収入のことだったりしますよね。
特に、唯一の稼ぎ手が妻なのに、その妻が育休で働いていない、
つまり、家族の中で働いている人がいない状態が1年以上続く
とすると、大丈夫なのかな?と。

そのあたりは・・・

 
実は想像以上に問題なかったです。


(といっても、以下に説明する収入の話は、実は逆転夫婦じゃなくても
条件は同じなので、逆転夫婦に限った話ではないのですが、
参考までに、記録しておきます。)


私の勤めている会社は、産休は有給扱い、つまりお給料が出ます。
しかも、産休中は社会保険料等が免除になるので、
実質、控除額が減り、いただけるお金は普段よりかなり増えます!

そこに、「出産育児一時金」(これは出産費用の補填金ですが、
私の場合は出産費用がいただける42万円を下回ったので、
実質余りがいただけて、プラスになりました)や
会社からの「出産祝い金」などがもらえるので、かなりのプラスに。



ただ、育休は無給なので、「育児休業給付金」に頼ることになります。

いくらもらえるのかというと、
育児休業開始後の約半年間(180日目まで)はお給料の67%、
それ以後は50%。

実はこれ、額面に対するパーセンテージなんですよね。
しかも、控除額がほぼゼロ(住民税くらいかな)になる!
ってことは、意外にもらえるんじゃない?と一瞬喜んだんですが・・・

こちらは上限があり、これがちょっと残念な感じです(笑)。

なので、実質いただける金額はだいぶ減りますが、
私の場合は、会社に行かない分、外食に頼りがちな昼食代など、
日々の出費も減ったので、問題なかったかなー。

全く働いていないのに、いただけるって、ありがたいですよね。
雇用保険、払っといてよかった(笑)

 

 

さらに、収入としては、私の会社では賞与が年3回あります。
それは、いただける期の前の期の査定によるもの。
なので、産休・育休中は、働いていないのに、ボーナスだけはもらえる
という不思議な状態が起きました。
(その代わり、復帰後は働いているのにボーナスだけはもらえない、
もしくは減額されるという時期が出てくるのですが。)

しかも、そのボーナスも、社会保険料や税金等が免除されているので、
控除額がほぼゼロ円。
住民税は払わないといけないのですが、
私の会社の場合は、このボーナスから差し引かれる形になっていました。

さらに、自治体からの児童扶養手当がいただけるようになったり、で、
お金の心配はほとんど要らず、貯金を取り崩さねば、ということもなかったです。


あ、そうそう、さらに私の場合、会社の福利厚生の
永年勤続表彰の年と重なったため、旅行券を20万円(だったかな)、
もらえたんです。なので、旅行費用までいただけちゃいました(笑)

ただ、やっぱり181日目以降の月給の50%の時期は、
上限もかなり低いので、少しやりくりを考えたかなー。


これらの制度の話、自分が当事者になるまで、全く知識としてはなかったです。
支援制度、思っていたより充実しているんだなぁというのが正直なところでした。


もちろん共働きだと、旦那さんの収入に加えて、
産・育休中の奥さんにも上記の収入が入るので、
もっと収入は増えるわけですが・・・

そこは、逆転夫婦を選択した以上、前提なので、問題なかったです(笑)


むしろ、家族で誰も働いていない状態なのに、やっていける
そのことが本当にありがたく感じたのでした。