専業主夫の有給休暇&半休制度!
毎日楽しそうに過ごしている夫と息子。
ただ、育休中に私がいちばんつらいと感じたのは、
育児における”終わりのない”感、でした。
一区切りつけようにも、自分でコントロールできない、
誰かにバトンタッチするまで続く子供との時間。
寝てくれれば、一息つけるとはいえ、
いつ寝てくれるかは子供次第。
おなかがすいたと突然泣かれることもあれば、
時には突然咳と一緒に嘔吐されることも。
常に自分の行動は子供次第。
子供のことがいくらかわいくて、
子供との時間がいくら楽しくても、
時にしんどさを感じるのはそこでした。
1日じゃなくてもいい、1時間でいい。
子供から離れる時間が欲しい。
いや、そこまでじゃなくてもいい、一瞬でもいいから、
”区切り”が欲しい。
だから、そこはなるべくフォローするようにしました。
出社前、出社後、私が家にいるときは、私が子供を見る。
バトンタッチできるようにしておく。
そして、それに加えて、私たちがやったのは、
有給休暇と半休制度の導入でした!笑
たとえば予防接種や健診など、子供のことで半休などを取れるときは、
私が連れて行き、出社までの時間は夫の自由時間に。
予防接種が終わった後、息子といつものカフェに行くと、
「あれ?今日はママと?パパは半休?
いいねー!たまにはパパにもお休みないとね!」
と声をかけられたりと、ご近所さんたちもさりげなく賛同してくれました。
ちょうど働き方改革の一環で、職場では、
有給取得日、という制度が設定されるようにもなりました。
そんな中で有給が取れた日は、今日はいいよー、と、夫も有給!
私は息子を連れてママ友と遊び、
夫はスーパー銭湯でぐだぐだ過ごしてみたり。
双方共に、普段の土日とはちょっと違う、平日だからこその過ごし方。
「おかげさまで、こちらはゆったり過ごしております。
もう少ししたら帰ります。」
満足げなメールが届くと、こちらもうれしい。
そして、そうすると、また翌日から頑張ってもらえる。
いい循環。
意外にもなかなか自分からつらいと言い出しにくいことだったりもするだけに、
産・育休時代に、
”終わりのない”感のしんどさがわかっていたからこそできたことだったかなと。
ちょっとしたことだけれど、たぶんとても大切なこと。
双方が同じ経験をしているからこその、逆転夫婦のメリットの1つかなと思います。