逆転夫婦の子育て日記

スーパー専業主夫の夫とフルタイム会社員の妻(家事能力低めw)の意外に”アリ”な子育て日記

育休ボーナスタイムに紡がれた不思議かつ強力なご縁・・・のその後①

以前、3回に分けてご紹介した育休中にめぐりあった不思議かつ強力なご縁。

私の職場復帰後、夫が育児のメインの役割を担う段になって、
さらに強力なパワーを発揮してくれました。

 

amanatsumikan.hatenablog.com

amanatsumikan.hatenablog.com

amanatsumikan.hatenablog.com

 

 
私の育休復帰。
それはいよいよ育児を夫がメインで行っていく日々のスタートでした。

それまでもかなり協力的で、
よく聞く、オムツのウンチ替えだけはできないパパ・・・
というようなこともなく(笑)、育児スキルもかなりレベルが高かった夫。

ただ、育休中は、あくまで家事をしている間は育児は私、
というように、分担の上でだったので、
日中、私がいない間、家事も育児もしなくてはいけなくなる、
という状況は、ある意味未知の世界でした。

(復帰前には、おんぶ紐をつける練習をしたり、
いま思い返しても、夫、がんばってたなぁ。)

 


そして、もっとハードルが高いと思われたのが、
夫と息子、2人だけでの外出。

実は、夫は2人だけでの外出は未経験だったのです。
3人で出かける時も、外出時に抱っこ紐をつけるのは私。
持っていくものを準備するのも私。

なので、2人だけの外出、それがひそかに一番不安でした。

ごはんが作れない日があったり、
お洗濯や洗い物ができない日があったりしても仕方ないけれど、
全く外に出ないで過ごすというのはないなぁというのもあって。

でもそこは慣れてもらうしかありません。
できる限りのレクチャーをして、
持って行く荷物についてのアドバイスもして、
あとはがんばってもらおうと。



そこにさらに浮上してきたのが、
私も悩んだ「どこに行けばいいのか問題」でした。

私の育休中、結局、他の専業主夫に会うことはありませんでした。
イベントにママと一緒に来るパパはいましたが、
平日、パパオンリーには出会ったことがない。
(土日の公園や児童館には時々いましたが。)

夫は社交的な方ではありますし、
公園デビューかぁ!ママ友できるかな?引かれないかな?」なんて
冗談ぽく言っていましたが、
やはり、そこにはまだ少なからず抵抗があるようでした。


専業主夫
概念としては知っていても、知りあいにはいない。
おそらくそんな人が多いと思われる中、
平日、1人で抱っこ紐をつけて赤ちゃんを連れている男性って、
絶対、不思議に思われるでしょうしね。。

 

 

「普段どこに行ってるの?」

復帰前にそう訊かれた時、
公園、児童館、ショッピングモール、子育てサロン・・・
そのとき、例の不思議かつ強力なご縁となった
「その場所」についても紹介したのですが、

「意識高い系のママがいるって感じの場所でしょ?
そういうところもちょっとなぁ・・・」

と、明らかにノリ気でない様子。


ただ、そこに集まる皆さんからは、


「職場復帰しちゃうと、息子くんに会えないの寂しいわ。
パパ、連れてきてくれるかしら?」

とも言われていたので、私としては、
できれば行ってみてほしいなぁと思っていました。

「ううん、そんな意識高い系とかじゃないよ。
たしかにかなりお洒落な雰囲気の場所だけど、
みんなざっくばらんな人たちだし、
●●くん(息子)のことも家族みたいにかわいがってくれてるよ。」

行かないだろうなぁとは思いつつ、そうとだけ、伝えておきました。

 


で、いざ職場復帰!

”復帰あるある”で、息子が初めて熱を出したり、
それが私にうつって、私まで熱を出してしまったり、と、
最初の1週間は、それこそ日々を回すだけでいっぱい。
夫は病院に息子を連れて行くのも初めてで大変な状況で、
ほとんどごはんも作れない、という感じでした。

それが翌週には徐々に落ち着き・・・
帰宅するとごはんが用意されているようになって、
抱っこ紐の扱いにも慣れてきたかな?と思われた頃、
夫に訊かれました。


「前に言ってたその場所って、ここからだとどうやって行くの?」


・・・お!


どうやら、公園や児童館には行ってみたものの、
やはりママばかりでどうにも居心地が悪く、
文字通り、居たたまれなくてすぐに帰ってくる、
という日々が続いていたようなのです。

「うん、珈琲も飲めるし、みんな●●くん(息子)のことも
知ってるから、行けば歓迎してくれると思うよー♪」


あくまで押し付けがましくならないよう。
あくまで軽く。


(つづきます。)