どうして逆転夫婦に?②
今日の記事はこちらのつづきになります。
私の仕事は、時間の都合等は比較的自由な裁量でできるものの、
多忙になると、深夜残業、終電後のタクシー帰宅もありえるものでした。
そんな中、当然、結婚しても仕事を続けている女性はたくさんいるものの、
私自身はそれができるのだろうか・・・と一抹の不安が、
常に頭の片隅の片隅の方にあったのは事実です。
そこに子供ができたら・・・?
仕事と家庭と母親を両立している同僚を尊敬のまなざしで見ながら、
「いざその立場になれば絶対できるよ」
ってみんな口を揃えて言うけれど、
私には無理な気がする・・・と口には出さないものの、思っていました。
さらに、同じ会社には、専業主婦の奥さんとお子さんがいる人も多くて、
お給料的には、共働きじゃなくてもなんとかなるってことかな?!と。
そこに浮上した、私、実は家事、あんまり好きじゃなかったのかも・・・という思い。
だから、思ったんです。
“もしかして、この形、アリなんじゃない?”
そして、思わず夫にもそう言ったんです。
そしたら、
「そんなこと言われたの初めてだ(笑)」
と驚きながらも、嬉しそうに言われたんですよね。笑
(このときの表情、すごくよく覚えています。)
夫はどちらかというと、いろいろ器用で、バランス感覚もあり、
仕事は基本できる方だと思うし、
対人関係も、人の気持ちを思いやれて、非常に人から好かれる人気者タイプ。
多勢を引っ張るカリスマ性もすごくある人なのですが、
どうも職場や上司に恵まれなかったというか、なんというか・・・
なので、想像するに、
”救われた”と感じた部分もあったんじゃないかな?と思います。
そんな人なので、私が仕事で行き詰まったり、アイデアを必要とするときには、
とてもいい相談相手になってくれました。
夫からの意見をベースに進めたものが、
実際に仕事の場で評価されたり、ということも少なからずあり、
その意味でも、”やっぱりアリなんじゃない?”と改めて。
そんなわけで、私が働き、夫が専業主夫という逆転夫婦の形が誕生したのでした。