逆転夫婦の子育て日記

スーパー専業主夫の夫とフルタイム会社員の妻(家事能力低めw)の意外に”アリ”な子育て日記

親の反応

blog開始早々、ちょっと暗い?重い?話になりそうですが・・・汗

正直言うと、それまで、両親には結婚を反対され続けてきたという経緯がありました。

結婚したい人が出てきて、実際にそういう話になっても、
いろいろ理由をつけては反対され続ける。
どれだけ説得してもダメ。
泣いて話しても、長文の手紙をしたためても、2人で正面から話しても。
最後はその状況に絶望を感じて別れることになったり。

特に母親とは決して仲が悪かったわけではないものの、
昔から、私の中にはいろいろわだかまりがあって。

その上、結婚を反対されることが重なるにつれ、
私は諦めと不信にとらわれていきました。

 

 



「お母さんは誰が相手でも反対するんでしょ?
もういいよ!私、もう一生結婚しない。子供も生まない。もういい!」

そう捨て台詞的な言葉を伝えて以来、結婚の話は一切封印してきたのです。


いま思えば、そして、その当時も心の奥底ではわかっていましたが、
母も、ただ闇雲に反対していたわけではなく、
本当に私のことを思っての親心だったのでしょう。

でも、だからこそ、私は、自分が働いて、夫が専業主夫になる、という選択を、
認めてもらえるよう説明できる自信がなかなか持てませんでした。

 


最初は想像通り、全く認めてもらえず・・・おそらく、夫は辛かったと思います。

結局、認めてくれたのは、
実際に夫婦となった私たちの生活を、間近で直接見て、でした。

 

今では、母は、時々遊びに来ては、夫とは2人で和気藹々とキッチンに立ったり、
メールで情報交換をしたり、とすっかり仲良くなり、

「本当にいい人と結婚したわね」

と言われる日々です(笑)


母は遠方に住んでいるのですが、
食べ物を送ってくれる時にも、私ではなく、夫に確認。
私の産後に、産後の快復によいと言われる甘酒の作り方を夫に伝授して以来、
なかなか手に入らないメーカーの米麹を定期的に送ってくれるようになったのですが、
夫も「やっぱりこの米麹が一番美味しくできるんですよね~」なんて伝えて、
「でしょー?でしょー?」と2人で盛り上がっていたりします。笑


夫は、”主夫(主婦)”という母にとっては共通の役割を持ちながら、
自分の苦手な男性ならではの得意分野・・・たとえば、力仕事だとか、
機械やOA機器に強い、だとかの強みも持っているのが、
母にとっては、たとえば弟のお嫁さんとのつきあいとはまた違って、
新鮮だったみたいです。

そして、弟のお嫁さんといえば・・・
母はいまでこそ仲良くやっていますが、2人いる弟たちのお嫁さんに対しては、
非常に辛口でした。
よくある「いまどきのコは、黒豆の下処理の仕方も知らない」みたいな愚痴を、
私もよく聞かされていたものです。

それが、これは良し悪しだと思うのですが、
母が意識しているかはわからないながらも、やっぱり家事や育児に対する評価に、
「男性にしては」という枕詞がつくという意味で、
評価が甘くなりがちだったというのも、
すぐに距離や理解が縮まった理由のひとつにもなっていたような気がします。
(もちろん夫自身も努力してくれたと思います。)